ボンクラボンボンハウス
LINEマンガで読んで続きが気になったのでレンタルしてきました。
ボンクラボンボンハウス
あらすじ
ニート、家を作る!
ボンクラ娘のDIYライフと恋。
親に黙って大学を中退し、地元に帰ってきたカズキ。
激怒する親から残りの学費200万円をもらい、祖母が遺した美容室を改装して住むことにした。
しかし、無敵に思えた軍資金200万円も、家を理想通りにリノベーションするには全っ然足りない!!!!!
開業場所を探していた美容師・聖大(しょうだい)に一部を貸し、家賃収入を得ることになったが、それでも工事は必須…。
そこで、元リフォーム屋の栄吉(えいきち)に力を借りつつ、文字通り「自分の手で」壁を壊し、天井をはがして家を改装するカズキのガチンコDIYライフが始まった…!
一生ゴロゴロしているために。
作ります!
私による、私のための、私の家を!
この作品について
2018年までフィールヤングにて連載されていたねむようこさんが作者の漫画です。
4巻で完結します。
この作品を読んだ感想
主人公の一樹は甘ちゃんな感じで、いけすかないなーというのが第一印象でした。
ただ、世間知らずなクセに行動力だけはしっかりあって、一歩一歩前に踏み出していきます。
末っ子ということもあるのか、色々甘やかされながら育ってはいますが、家族にとても恵まれている一樹。
ひょんなところから出逢った、栄吉と聖大(しょうだい)と共にある物件をリノベーションしながら、経済的にも精神的にも『自立する』ということを、一樹なりに受け止めて自分の在り方などを考えていきます。
栄吉と聖大の過去もそれぞれ明らかになっていき、恋愛模様もぐちゃぐちゃしながら、一樹と出会うことで2人ともが成長していく物語です。
リノベも含めて、建築に対して全く知識が無いので知らないことばかりでした。
建物が出来る過程は、すごくたくさんの工程があるのですね。
夢を目指す聖大に褒められて、迷いながらも自分の道を突き進む一樹と、そんな一樹に触発される栄吉。
私は上手いこといきましたが、未成年のうちからほぼ未来を見据えた選択肢(進学なり就職なり)を決めるのは難しいですよね。
何か違う!と思った時に、どの地点なら修正が効くのかなぁとは正直考えます。
それはある意味、やる気とお金さえあれば普通に可能なのかなと思ったりはしますが、なかなか難しい場合の方が多いですよね。
恋愛に関しては自分迷子になりがちな面々。
惚れっぽい一樹、奥手な栄吉、フリーダムな聖大…
私はやっぱり栄吉が良いですねー(聞かれてない)
不器用ながらも一生懸命なところが可愛い。
外見も普通に好き笑
白黒の右側は聖大です。
普通にイケメン。
結局は落ち着くところに落ち着いたなという感じになりましたね。
良かった良かった。
ほぼ同年代の若者達が、それぞれ違う未来に向かって成長していく物語です。
最初はどうなることかと思いましたが可愛いお話でした。
読みやすい長さでもあるし、恋愛ばかりでもないから比較的どんな層でも読みやすいと思いますのでおススメです。