映画『キャラクター』
もう劇場公開は終わってしまいましたね…
もっと早く書くべきだった!
『映画 キャラクター』
【あらすじ】
漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。
ある日、一家殺人事件と関わってしまい、そこから彼の人生は大きく変わっていく。
一躍、大成功の人生を歩んでいく山城だが、次々と新たな事件が発生して…
【この作品について】
菅田将暉と本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseの共演によるダークエンタテインメント。
「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志によるオリジナル脚本を、「世界から猫が消えたなら」「帝一の國」の永井聡監督のメガホンにより映画化。
PG12指定の作品です。
【この作品を観た感想】
めちゃくちゃ良かったです。
ただグロいシーンが多かったので(PG12指定だしね)耐性が無いと無理かもしれないです。
キャスト陣、すごく良かったです。
菅田将暉くんは、様々なことに葛藤する様子を繊細に演じていて、クライマックスは執念みたいなものを感じました。
そして、本作が俳優デビューとなったFukaseさん…脚本は当て書きだったのかな?と思える位のハマり役だったと思います。
素晴らしい俳優デビューになったんじゃないでしょうか。
音楽方面の時は、あまり興味が無かったのですが(おい)
その反面、とても今回の俳優デビューが響きましたねーすごく良かった!!
違う役も見てみたいと思いました。
高畑充希ちゃんも良かったし、私としては小栗旬さんがめちゃくちゃ良かった!!
最近の小栗旬さんの配役は、私の中でときめくものが多く…ドキドキしました。
そして、ストーリー展開もすごく良かった…!!
最後のクライマックスでは、急展開の鬼気迫るシーンが満載で鳥肌が立ちました。
上映中は、物語に物凄く引き込まれて全然飽きなかったです。
華やかな世界の舞台裏が垣間見えたり、色々な考え方があるものだなと思いながら観た上映でした。
自分を形成する世界が『幸せ』だと信じて疑わない、その純粋さがあまりにも怖い。
偏った価値観は、人を酷く歪ませるのかなと。
普段、何気なく生活している中で、異様な世界観や時間はその辺に転がっているのかもしれないなとザワザワしました。
グロに耐性があれば、引き込まれて観れる作品だと思います。
後半は特に、畳み掛ける様なシーンが多く、一度だけ悲鳴を上げてしまいました笑
キャストもストーリーもとても良かったので、ぜひ観て欲しい作品です。
もっと早く書ければ良かった…