映画『ヲタクに恋は難しい』
前回書いた『AI崩壊』に続いて、はしごして観た作品について書きます。
ちなみに『AI崩壊』について書いたものがこちら。
映画『ヲタクに恋は難しい』
【あらすじ】
26歳OLの桃瀬成海は、転職先の会社で幼なじみの二藤宏嵩と再会する。
ルックスが良く仕事もできる宏嵩は、実は重度のゲームヲタク。
そして成海もまた、マンガやゲーム、そして何よりBLを愛する腐女子だった。
周囲にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を恐れている成海は、普段は本性を隠している「隠れ腐女子」だったが、ヲタク仲間の宏嵩の前では本当の自分をさらけ出すことができた。
やがて、ヲタク同士ならば快適に付き合えるのではないかという宏嵩の提案もあり、2人は付き合うことになるのだが……。
【この作品について】
原作があります。
イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載がスタートした、ふじたさんが作者のWEB漫画『ヲタクに恋は難しい』。
隠れ腐女子のOLと重度のゲームオタク(ヲタク)の幼なじみが繰り広げる不器用な恋模様を描き、2018年にはテレビアニメ化もされた人気コミックを実写映画化。
高畑充希さんと山崎賢人さんを主演に、「勇者ヨシヒコ」「銀魂」シリーズの福田雄一監督がメガホンをとった。
【この作品を観た感想】
一言良いでしょうか…
ここ数年観た映画の中で一番酷い作品だと思ってしまいました…
私は、原作の漫画も読んでいます。
そして、この漫画の世界観が割と好き。
自分と通ずるものがあるからでしょうか…
私は、子供がいようが、仕事で年配の方達に色々な話をしようが、大好きな漫画の発売日はソワソワしていて、
月に何冊も漫画を買い漁ったり、ネットでも読んだり(ネットでも勿論買ったり)しています。
周りの主婦の方達よりは、今でもかなり漫画なり映画なり観ている方だと思うのです。
なので、自分はヲタク寄りの人間なのかもしれないと思う時はあります。
加えて、私は原作のストーリーも好きです。
原作の中での、主要キャラ達が大好きな趣味の為に寝る間も惜しんだり、ヲタバレを恐れてひた隠すように生活していたり、趣味を分かり合えた時の一体感だったり…
成海と宏嵩、花ちゃんと樺倉さんの4人のわちゃわちゃも好きなのに…
ネタバレになるのは本意では無いので、ざっくり書きたいんですけど、
原作のキャラ設定などをそれとなーく生かした、別の作品でしたね!!
ストーリーも、観ていて『ん?』となりました。
佐藤二朗さんとか、ムロツヨシさんも、何だか不自然なキャスティングに思えて仕方なかったです…
ただ、この男だけは凄かった。
賀来賢人さんです。
『ヲタク〜』の数時間前に、クソ真面目な役を演じる賀来賢人さんを観たばかりだったので振り幅が凄かったです笑
佐藤二朗さんやムロツヨシさん、賀来賢人さん達の方が出番が多いような気さえしました笑
原作のキャラ達の絡みの面白い感じとかが、全然反映されてなかった…
ここまで、けちょんけちょんに言ってきましたが、ビジュアルは、樺倉さん以外は割と忠実かなと思えました。
斎藤工さんの明るい髪色って不自然だね…と思えて仕方ありませんでした。
成海役の高畑充希さんのテンパリ具合は良かったですし、宏嵩役の山崎賢人さんもハイスペック眼鏡ぶりも良かったです。
花ちゃん役の菜々緒さんも適役だったのではないでしょうか。
ですが、私の中では、樺倉さんがなぁ…
斎藤工さんが、明るめの髪色じゃなかったら受け入れられたのかもしれません(しつこい)
まだ上映中の映画に対して、ここまで言うのもどうかなぁとも思うのですが、正直に書きたいので仕方ないですね。
私のように、原作を既に読んでいて、尚且つ、原作が好きな方は、よーく考えてから劇場に足を運んだ方が良いかもしれません。
2020年、まだまだ観たい映画が沢山あるので、良い作品にどんどん出会いたいなぁと思い直すようにしました笑
#きゅーぴーとは呼ばないで
#邦画