[きゅーぴーとは呼ばないで★★]

きゅぴです。小2と年中姉妹2人を抱えるWMです。WMの日々の過ごし方や子供達の話、好きなものについても書いています。好きなものとして、音楽([ALEXANDROS]、sumika、フレデリック)や漫画(主に少女漫画)などについても書いています。日記のように見返せるものを書きたいと思っています。

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』

完結編を2作共観てきました!

まずは、The Finalから。

 

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映画『るろうに剣心 最終章 The Final』

映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』公式サイト

 

【あらすじ】

日本転覆を企てた志々雄真実との死闘を終えた剣心たちは、神谷道場で平穏な日々を送っていた。

そんなある日、何者かが東京中心部を相次いで攻撃。

やがて剣心は、ある理由から剣心に強烈な恨みを持つ上海の武器商人・縁との戦いに身を投じていく。

 

【この作品について】

和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化した大ヒットシリーズ「るろうに剣心」の第4作目、完結編2部作の第1弾。

原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに、剣心の十字傷の謎を知る上海マフィアの頭目・縁との戦いを描く。

 

主要キャストはほぼ続投。

そして物語の重要な鍵を握るキャストとして追加されたのがこの2人です。

 

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新田真剣佑さん。

 

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有村架純さん。

 

【この作品を観た感想】

映画も今までのシリーズに加えて、学生時代から原作も読んできました。

原作は手元には無いので、改めて読み返した程…

 

実写化ってあんまり好きでは無いのですが(特に漫画のように既にビジュアルが出ているものは特に)

るろうに剣心』の実写化は、大成功だと個人的には思っています。

 

話は逸れますが、『るろうに剣心』以外で実写化のクオリティー凄いな!と思ったのは、『のだめカンタービレ』です笑

唯一、私としては今まで女性陣のキャラには『うーん』と思うところがあったのですが(操役の土屋太鳳さんは別!)

巴役はもう有村架純さんしかいないね!という位、適役だったと思います。

 

るろうに剣心』の映画は、本当に原作のキャラ達に血が通って動き出しているような、そんな感覚がするのです。

今後も、そういった映画に出会えたら嬉しい。

 

そして、『The Final』と『The Beginning』と比べると、『動と静』というイメージかな。

なので、今作は『動』の方ですね。

 

原作の『るろうに剣心』の中でも、特に重きを置かれていたであろう、人誅編。

巻数にすると、10巻分相当に当たります。

それをどう濃縮して、尚且つ、2作品としてどうやって映画を作るのか…そこも興味深いところではありました。

 

映画『るろうに剣心』の代名詞と言えば、アクション。

主演の緋村剣心役の佐藤健さんのYouTubeで、映画撮影時の様子の動画を幾つか見ましたが、練習から凄くてびっくりしました。

今までのシリーズでも、アクションに度肝を抜かれることは度々ありましたが、今作品も冒頭から期待を裏切りませんね。

アクションが本当に凄い!!

 

今作品で、重要な役どころの縁を演じた新田真剣佑さんが、それはもう凄かった。

上背はもう少しあっても良かったかもしれないですが、またもやスクリーン上に本物の縁が登場しちゃったような感覚を覚えました。

速さと高さを兼ね備えている剣心に対し、縁は体幹や力強さ、しなやかさで剣心を追い詰めていきます。

 

2人のアクションがより際立つ様に、様々な小道具を使っていましたし、意外なキャラが登場したのも驚きました。

 

それにしても、物凄い人数のエキストラさんが出てきたので、演者さんもそうですが、撮影する側も大変だなと思いながら観てしまいました笑

 

人誅編の特徴である、不気味な何かが周りで動き出し、精神的に疲弊していく感じ…

そこは、物凄く上手く出ていたと思います。

やっぱり、剣心役は佐藤健さんしかいないと思いました。

 

映画自体の完成度はとても良かったのだと思います。

ただ、原作の『人誅編』において、私の中では結構重要なエピソードに当たるイベントが無くなっていたのは、少し残念でした。

ううん、分かってる…

それ入れたら、多分3部作くらいにしなきゃダメだとは思う…

 

だけど、そのイベントがあって初めて、何年にも遡る遺恨が絡み合う『人誅編』を、色々なキャラが乗り越えるきっかけになったのだと個人的には思っていたので、そこだけが物足りない感じがしました。

 

ぜひ、原作も読んで欲しいです。

今作品も、原作にかなり忠実ですが、原作を読むことで更にハマると思いますよ。

このエピソードを抜いても、綺麗に話を終わらせていたので、良い作品だったと思います。