マダニに子供が刺された話。
先日、長女がマダニに刺された話です。
今思い出してもゾワゾワするし、まだ完結していない話です。
カサブタ疑惑
GW連休中に、長女の右肩の後ろに傷が出来てカサブタが出来ているのを見つけました。
かなり活発な子なので、こんなところぶつけるんだなぁくらいに思っていました。
それに、連休中は私と子供達が別行動の時間帯もあったので、子供達の行動を全て把握しておらず、あまり気に留めてませんでした。
バーベキューが出来るような公園や、街中の公園に行ったような話は聞いてはいました。
何かに刺されている?
カサブタに気付いた2日後くらいのことです。
なかなかカサブタが外れない上に、カサブタが大きくなっている気がしてきました。
カサブタは、一部分だけ皮膚にくっついていて、残り部分はプラプラ動く状態。
まだ取れないのかなと、カサブタを触っているとあることに気付きました。
手足がある?
血の気が引きました。
何か、昆虫のようなものが皮膚に食い込んでいる!
それに気付いたのは、お風呂を出た後で時刻は20時過ぎ。
引っ張ると痛いと長女は言っていたのですが、慌てて引き剝がしました。
眠りかけていた娘は号泣。
食い付いていたのは、やはり虫のようなもので、引き剝がした後の皮膚は本当のカサブタのようになっていました。
虫は、すぐにチャックの付いた袋の中に入れて保管しました。
マダニ?
すぐにネットで検索してみたところ、恐らく『マダニ』に噛まれていたようでした。
『マダニ対策 国立感染症研究所』
そして、自宅で引き剥がすのは禁忌だったので、落ち着いて対処すべきだったとすぐに後悔しました。
平日はほぼワンオペで、こういうアクシデントが起きた時にすぐ相談出来る人がいないのがツラいなぁと改めて痛感しました。
そして、まずは隣に住む実母に電話しました。
旦那がすぐに帰宅出来るとは思えなかったからです。
こんな体験をしたことがあるかどうか、家に帰っていたら見に来てくれないかと。
母は、外出しておりそれが難しく、すぐの帰宅は難しいかもしれないと思いつつ、旦那にも電話をしました。
私が2日前ほどに気付いていた、例のカサブタに見えていた虫は、旦那が言うにはもっと前から付いていたそうです。
ですが、旦那も同じくカサブタだと思い込んでいて、そこからはあまり気にしていなかったと。
そして、すぐ帰るようにすると言ってくれました。
旦那に救急に行くかと言われたので、そこまでは…と思いつつ、夜間の子どもの急な病気や事故などの時に、家庭での応急手当や見守り方、医療機関への受診の必要性など、適切な対応方法を看護師がアドバイスしてくれる名古屋市の『子どもあんしん電話相談』に電話して聞いてみることにしました。
『子どもあんしん電話相談』
患部の腫れや出血、全身状態に特に異常が無ければ翌日に皮膚科を受診した方が良いということだったので、指示に従う事に。
その晩も特に異常は無く、皮膚科を受診しました。
皮膚科を受診
引き剝がした虫を持参したところ、検索通りマダニでした。
そして、自宅で対処(引き剥がすなど)はやはりダメだったようです。
今はカサブタになっているとのこと。
特に皮膚科での処置は無く、抗生物質と抗生物質の塗り薬を処方されて、異常が無ければ1週間後にまた受診ということになりました。
マダニを介して引き起こされる感染症として、ライム病というものがあり、それに対して一番有効な抗生剤としてテトラサイクリンを処方したいが良いですかと先生から話がありました。
テトラサイクリンには、歯を変色させる副作用があるからです。
テトラサイクリンで歯が変色している患者さんは、大勢見たことがあります。
ですが、体の病気にはかえられないと思い、テトラサイクリンの抗生剤を処方してもらいました。
翌日、自分の院長にも相談しましたが、1週間程度の服用であれば、まず心配はいらないんじゃないかという話でした。
マダニの体の一部が傷口に残っていると、拒否反応が起こり患部の腫れや発熱などを伴うとのことだったので、何かあれば大きな病院への受診をお願いされました。
今のところは何事も無く過ごせているので、このまま何も無く終わって欲しいです。
もしマダニに刺されてしまったら?
まずは、自分達で取り除かないこと。
そして、皮膚科を受診して欲しいそうです。
医師が適切な形で、マダニを除去してくれるとのこと。
ただ、今回の我が家のケースの場合(診療時間外)はどうするのかと聞いてみたところ、まずは救急機関や、相談の窓口に連絡して欲しいとのことでした。
適切な処置を出来る医師がいるか確認した方が良いと言われましたが、救急機関にその医師がいなかった場合はどうなるの?と怖くて聞けませんでした。
吸血期間が長くなると、除去に時間がかかったり感染症などのリスクが高まるし、無理やりとるとマダニの体の一部が患部に残ることもある…
ですが、旦那も実母も、職場の院長も、それはすぐに引き剥がすよな…と私の行動を責める人はいなくて泣きそうになりました。
職場の院長に至っては、吸血させておく方が怖いだろ!と言っていましたが…今思い出しても本当に気持ち悪い。
我が家には、ペットはいないので多分野外で刺されたのだと思うのですが、もう2度とこんな経験をしたくないと思った出来事でした。
#きゅーぴーとは呼ばないで
#マダニ