菜の花の彼
途中まで読んだことはあったので、最終巻まで読みました。
菜の花の彼
桃森ミヨシ×鉄骨サロ
あらすじ
中学時代のトラウマがもとで素直に恋ができない菜乃花。
でも街で男の子のやさしい言葉を耳にした菜乃花は思わず告白してしまいます。
顔を見る前に―。
恋に傷つき、恋に癒される、これは、そんな物語。
この漫画について
桃森ミヨシ×鉄骨サロ名義での初連載作品。
主人公である“菜乃花”と、同じ年の元彼“鷹人”、初めて好きになった一つ下の中学生“隼太”、3人それぞれの視点から描いた菜乃花をめぐる恋愛物語。
3人は別の学校に通っており、各々に違う生活基盤と友達関係がある。
7巻で第一部が完結。
8巻より第二部がスタートしたが、第二部は王道少女漫画だった第一部と雰囲気や展開のスピードが異なり、サスペンス・ファンタジー漫画の要素が強くなる。
雑誌『マーガレット』で掲載されていた累計140万部突破の単行本14巻からなる作品です。
14巻全巻読んでの感想
絵はすんごく綺麗。
ただ、キャラクター達に共感出来る部分が私には物凄く少なくて。
主人公の菜乃花は、思ったら一直線な部分もあるけど、分かりづらい子。
菜乃花の元カレの鷹人は、菜乃花への想いが狂気じみててかなり引いた。
爽やかキャラかと思った隼太も、何だかおかしな方向に行き始めるしで…
どのキャラにも感情移入出来なかったので、こういう漫画は初めてだったかもしれないです。
レポ読んでると、同じ様に思っている人が多そうでやっぱりなーと思ったけれど、完結の仕方がすごく微妙だった。
特に第2部は、韓流ドラマのようなびっくりする展開がてんこ盛りでしたね。
なので、更に感情移入しにくくなりました笑
菜乃花って一応取っ付きにくそうだけれど綺麗な女の子っていう設定みたいなのに、周りの男子から狂気じみた愛し方ばかりされて気持ち悪いなぁと正直思いましたね…
ドラマチックな展開が好きな人なんかには良いかもしれない。
そう考えると、感情移入しにくいのは私がアラフォーだからなのかもしれないです涙