琉球のユウナ
絵が綺麗だなぁと気になっていました。
琉球のユウナ
響ワタル
あらすじ
──後に黄金時代と呼ばれる時代。
山原に棲むユウナは、化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。
そんなある日、ユウナが持つ神力の噂を聞きつけ、時の王様・尚真王がお忍びでやってきて…!?
ユウナと王様、ひとりぼっち同士が出会って運命が動き出す、琉球ロマンファンタジー!
この作品について
現在3巻まで出ています。
月刊LaLaで連載中の響ワタルさんの作品です。
3巻までを読んだ感想
冒頭でも書きましたが、絵が綺麗。
琉球をテーマにした作品を読むのは、私は初めてです。
なので、沖縄を象徴するものが数多く出てきます。
ですが、私自身は沖縄にも行ったことが無く、聞き慣れない単語も数多く出てくるので、私には、読み進めるのが少し大変かなとは思いました。
だけど、ちゃんと少女漫画ですね。
主人公のユウナは幼いけど可愛いし、真加戸様はチャラそうだけど流石は王様で随所で格好良い。
ただ、二人とも他者には理解されづらい孤独を背負っていて、そこは闇が深そうな感じがします。
お互いを大切な存在だと認識しつつある2人ですが、周りでは王国の後継問題や、不思議な力や魅力を持つユウナを巡って色々なトラブルが起きます。
それをどう解決していくのか…
琉球の歴史を組み込みながら、今後はストーリーが進んでいくようです。
女の子側が普通の人間で、男の子側が人間じゃなかったり偉い立場だったりという話はよくありますが(今回、男の子側は偉い立場)
女の子側に不思議な力があって、男の子を守る立場という話。
個人的には逆の立場の話の方が好きなんですけど、琉球をテーマにしたお話でもあり、他の漫画とも少し違うので、次巻が出たら早く読みたいですね。