絶滅動物研究所in名古屋市科学館
前売り券をゲットしていたので行って来ました!
絶滅動物研究所
開催概要
名古屋市科学館にて開催されている展示です。
開催期間は7/6(土)〜9/8(日)。
私は前売り券を購入しました。
(前売り券の発売は終了しています)
前売り券で、プラネタリウムを除く名古屋市科学館の展示を見ることが出来ます。
この展示に行こうと思ったきっかけ
小学生の頃の自由研究で、『ワシントン条約』について調べたことがきっかけです。
ワシントン条約について知ったのは、恐らくテレビなどのメディアだったと思います。
そこから『レッドデータブック』なども調べて、今でも興味があります。
ワシントン条約とは?
『絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引における条約』
がワシントンで採択されたので、この名前が付いています。
現在、世界の各地でさまざまな野生の動植物が絶滅の危機に瀕しています。
その理由の一つが、人間による野生生物の「過剰な利用」です。
食べるため、さまざまな製品を作り、消費するため、また観賞用、ペットなどのため。
利用しているものは、生きた動植物に限らず、植物の種や動物の羽、牙、爪、毛、骨など、多岐にわたります。
こうした人間による過剰な取引によって、絶滅するおそれのある野生生物を保護する国際条約が、「ワシントン条約(CITES)」です。
レッドデータブックおよびレッドリストとは?
『絶滅の危機に瀕している世界の野生動物のリスト』のこと。
様々な分類に分けられています。
野生生物に関する国際的な知見をたばねるIUCN(国際自然保護連合)では、絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト「レッドリスト」を作成しています。
このリストには現在、約2万6千種もの野生生物が名を連ねています。
『ワシントン条約』『レッドデータブックおよびレッドリスト』についての説明は、こちらのサイトから拝借しました。
実際に行ってみた!
CMでこの展示を知り、行きたいなと思い前売り券を購入して、夏休み前に行きたいと画策していました。
そう思っていたらなんと…
長女の保育園でのプラネタリウム見学の日と、私が展示に行こうとしていた休みの日がかち合うという微妙な奇跡が起きました…
お弁当作らなきゃだったので、仕事休みの日だったのはすごく助かったけれど…
お弁当はこんな感じ…
そして、科学館に行く途中でも子供達のクラスに遭遇するという…もう…なんて言うか…
めちゃくちゃ私心配性の人みたいになってるじゃん…
私の地元からでは滞在時間が短ければ、平日限定なら栄には車で行った方がお得だということを初めて知りました。
これからはそうしようと思います。
絶滅動物研究所
4つのゾーンから成り立っている展示でした。
ZONE1 絶滅した動物
展示パネルでの説明もとても分かりやすかったですし、大迫力のものもありました。
そもそも絶滅とは?
ある種が地球上から一匹残らずいなくなること。
世界レベルの天変地異などが起きて環境が変わってしまった場合や、人間の手が加わったことによるよの、外来種の侵入など…
その理由も様々なようでした。
公式HPなどにも載っていますが、写真撮影が基本的には大体OKだったので撮ってきました。
マンモスとステラーカイギュウです。
お、大きい!!!
ZONE2 地域と絶滅
地域と絶滅でまず取り上げられていたのはトキ。
日本の国鳥ですね。
佐渡鹿島で見ることが出来るとのことですが、そのトキは中国のもの。
様々な努力の末に見ることが出来る風景なのだそうです。
在来種で天敵がいない状態で生きてきた種は、外来種によって絶滅させられることもあるという説明を見て、オーストラリアに旅行した時に、オーストラリアには固有種の動物が沢山いるので、その動物の保護に一生懸命取り組んでいる話を聞いたことを思い出しました。
ZONE3 絶滅動物たちの息吹き
ここでは、ジャイアントモアの展示がありました。
世界でわずか二頭しかいないサイの映像も見ることが出来ました。
ZONE4 種の保全の取り組み
身近な施設だと動物園や水族館がこの取り組みを行っていますね。
動物達を展示するだけではありません。
その東山動植物園で行われた昨年の人気動物ベスト10の動物達は全て、絶滅危惧種なのです。
そして、偶然にもその人気投票発表日に私と子供達は東山動植物園に居合わせていました。
『東山動物園 2018 人気動物ベスト10』
東山動物園 2018 人気動物ベスト10 | きゅーぴーとは呼ばないで★
東山動植物園や先程のオーストラリアと言えばコアラですが…
コアラはユーカリを食べる動物ですが、ユーカリの比較の展示がありました。
香りが全部違うのです!!
コアラはグルメで、好きなユーカリしか食べないということで、全国からユーカリを集めているという話でした。
コアラ、抱っこしたことがあるのですが爪がするどくてちょっと怖かった…
他にも虎が遊ぶ玩具としても使ってる漁業用のブイの展示などもありました(引っ掻き傷が凄かった)。
平日だったからか人も少なめで、十分に見て回る事が出来ました。
解説なども分かりやすく、小学生のお子さん(中学年以降とかになるのかな?)なら理解出来るのでは無いかと思います。
興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
オススメです。