ポケモンスマイル
とうとうインストールしちゃいました。
いわゆる歯磨きアプリ…
【ポケモンスマイル】
その名もポケモンスマイル!
ポケモンと一緒に「むしばきん」と戦って、
「むしばきん」に捕まってしまった
ポケモン達を助けよう!
というコンセプトのもと、子供達の歯磨き習慣を定着させようというもの。
ポケモンは、かなへいさんがデザインされているそうです。
日本歯科医師会からもコメントも掲載されていました。
そして、このような注意書きもありました。
※本アプリはむし歯を予防したり治療するものではありません。また、子どもが歯みがきが好きになることや習慣化することを確約するものではありません。
※子どもが遊ぶ時は必ず保護者が付き添い、事故のないように歯みがきをサポートしてください。
【インストールのきっかけ】
旦那が違う『はみがきアプリ』をインストールして子供達にやらせたのがきっかけです。
ママも何かインストールしてと子供達にねだられてインストールしました。
ポケモンを選んだのは評判が良さそうだったのと子供達がポケモンに今興味がありそうだったからです。
そして、セーブデータが3つまで管理出来るので、3人までプレイが可能。
我が家は子供達2人がプレイし、それぞれでデータを管理しています。
なので、捕まえたポケモンや数も違います。
【やらせてみた感想】
インストールして良かったなと思ったのは、この一点のみです。
歯磨きの習慣付けが簡単。
私は歯科衛生士ですが、子供達の歯磨きの日々の習慣付けは難しく(特に朝)
1日に何回『歯磨きしなさい!』と子供達に叱っていたことか…
それが、ポケモンスマイルをインストールしてからは、子供達が自ら進んで歯磨きをするようになりました。
そして、楽しく今のところは続けられています。
その辺りは物凄く助かっています。
ですが、アプリをインストールしたらもう親が歯磨きに関与しなくて済む訳ではありません。
むしばきんに捕まったポケモンを助けよう!ということで、歯磨きを頑張るとポケモンゲット!となるわけなのですが、『歯磨きを頑張る』とアプリが認識するのは、歯ブラシをどれだけ動かしたかによって決まるようなのです。
歯磨き中の画面では、一応はこの部位を磨こうと表示は出るのですが、子供達には瞬時にその部位の判断は難しそうに私は感じます。
それに加えて、子供達はむしばきんに捕まったポケモンを助けるのに必死です。
アプリが指示している部位を必ず磨けているかも不明な上に、歯磨きのストロークが大きければオッケーという感じに見受けられます。
なので、歯磨きアプリを使用して子供自身が1〜3分程磨いたとしても(時間設定が出来ます)
綺麗に磨けているとは限りません。
我が家では、まずは子供達がポケモンスマイルで歯磨きをして(長女は2分、次女は1分)
夜はその後に私がデンタルフロス+仕上げ磨きをしてチェックして、朝は子供達の歯磨きのみです。
見ている感じだと、長女は割と余裕を持って磨いています。
長女自らが時間を2分に設定しています。
次女は、2分だと長過ぎるようで途中でバテるので1分にしています。
それでも、次女はポケモンゲット出来ないこともあり、泣いていますが…
本当のところ、私は『ご褒美をあげるから◯◯を頑張ろう』という指導や教育の仕方を、あまり好ましく思っていません。
仕事中にも、度々親御さんが小さなお子さんにそうお声がけするのを聞きますが、正直あまり良く思わない。
小さい時はそれで通用するかもしれないですが、今後そのご褒美がどんなものに変わるのか、そしてそのご褒美を毎回親側が提示しないと、努力出来ない子供に育つのでは無いかと思ってしまうからです。
ですが、以前院長から『小さいうちは目に見えるものが分かりやすいから、そういうことがあっても良いんじゃないか』と言われて、少し考え方は変わりましたが、そこまで受け入れては無いかもしれません。
なので、このアプリをインストールする際も、正直モヤモヤしたことは事実です。
ですが、歯磨きを楽しく継続して習慣化させることに関しては、このアプリは我が家では多大な貢献をしてくれています。
ただ、画面を見ながらの歯磨きになるので、前歯を中心に磨きがちで、ストロークも大きくなるので、歯並びの関係によっては、ブラシの当たるところと当たらないところが出てきているような感じがします。
2分磨く長女でも、仕上げ磨きをすると磨き残しが多いので、仕上げ磨きは必須です。
子供達自身も進んで頑張って磨いているのに、虫歯がどんどんできようものなら、歯磨きに対するモチベーションはだだ下がりになると思います。
歯磨きの習慣化の為には物凄く良いものですが、仕上げ磨きを忘れずに上手に活用出来たら、家庭内でのストレスも減るのではないでしょうか。