[きゅーぴーとは呼ばないで★★]

きゅぴです。小2と年中姉妹2人を抱えるWMです。WMの日々の過ごし方や子供達の話、好きなものについても書いています。好きなものとして、音楽([ALEXANDROS]、sumika、フレデリック)や漫画(主に少女漫画)などについても書いています。日記のように見返せるものを書きたいと思っています。

続く訃報について感じた事

先日、年齢も近くて子供がいる女優さんの訃報が飛び込んで来て、色々考えさせられました。

個人的な想いなので、こういう人もいるんだなぁくらいに思いながら読んでもらえたら幸いです。

 

【飛び込んできた訃報】

ここ数ヶ月、ショッキングな訃報が続いていますね。

私にとってショッキングというのは、年齢も若く、才能に溢れ、テレビを付ければCMを始め、ドラマや映画などに第一線で活躍されて、更に期待されている方達がどうして?と単純に思ってしまったからです。

それは、あくまで私や視聴者の方の印象であって、私生活の事を含めて、誰も他人の本当のところは分からない。

それは、芸能人に限らないですよね。

 

夏頃に、笑顔が印象的な俳優さんの訃報が入ってからは、私はその俳優さんを直視するのが難しくなりました。

動画サイトなどでも、その俳優さんに関する動画閲覧数が増えたことを受けてなのか?

今まで以上に色々なところで、その俳優さんを見かけるようになった気がします。

その後に、年齢がほぼ同じ女優さんの訃報を知り、その時も驚きました。

お2人とも、まだまだ若く今後も活躍されただろうし、理由は誰にも分からないけれど、残念だなと正直に思いました。

 

【続く訃報】

そして、先日の訃報。

訃報が続くことに関しても、勿論衝撃はありました。

それ以上に、自分と同じく既婚で子供もいて、年齢も近く仕事もしている女性が、家族と暮らす自宅で亡くなったということにとても驚きました。

普通に家族と夕飯を食べて、その後の空白の1時間で死に至ったという報道を知って更に驚きました。

 

子供がいるとかいないとか、仕事や人間関係やプライベートに関わらず、正常な判断がままならない状況だと、衝動に駆られたら、場所を選ばずに人ってすぐに死ねるんだなと怖くなりました。

 

その正常な判断が出来ない状況は、様々なものによって引き起こされているのだと思いますが、今年はコロナ禍による新しい生活様式も関係があるのかもしれないですね。

私の患者さんの中にも、コロナ禍に突入してからうつ病になった方が何人かみえます(再発も含む)。

環境の変化によるもの、ホルモンバランスによるもの、人が死にたいと思ってしまう衝動が起きた原因について、色々と推測が飛び交っています。

もしかしたら、抗えない衝動故に、本気では無かったのにたまたま命を落としたという可能性もあるかもしれないですが、本当のところは、もう誰も分からないですよね。

 

【誰も悪くないと思いたい】

悲しい結末になってしまった経緯は、誰にも分からない。

 

正常な判断がままならない精神状態では、周りがどれだけ厳戒態勢で見張っていても、目を離したほんの数分で、命を断つ人が大勢いらっしゃる事も、最近知りました。

 

その精神状態になる前に、救い上げることが出来るのが理想的ですが、それってどれだけ難しいことなのだろうと思います。

特に、専門家ではない家族がそこをサポートするのにも限界があるでしょうし、悪質なハラスメントなどが無かったのであれば、周りの方々が責められたり、周りの方がご自身を責めるのも酷な話だと思いました。

 

一番気の毒に思ったのは、遺されたご家族、特にお子さんの事でした。

 

自分が抑止力になれなかったとか、自分は置いて行かれたとか、そんな風に思わないで欲しい。

自分を産んだせいだったのかもしれないと思わないで欲しい。

そして、子供同士でお互いを憎み合わないで欲しい。

少なくとも、子供には罪は無いと個人的には思っています。

 

今後の子供達の環境もすぐに整うと良いですよね。

再婚の場合、義理の子供は引き取らない父親の話を聞いて複雑な気持ちになりました。

これ、逆の場合だったら母親はすごく叩かれるんじゃないのかな…

改めて、結婚は配偶者の過去も含めて全て背負うことになるのだなと思いました。

一刻も早く、義父とか実父とか、そういうのを取っ払って子供達が少しでも安心出来るようになると良いなと思います。

 

抗えない衝動がどのように起きるのか、そのメカニズムが解明される日は、もしかしたら来ないのかもしれない。

死にたいと思う以上の生きる理由が見つからないのかもしれないし、やはりそうなることが本人にとっては幸せなのかもしれない。

ただ、不本意に命を落とす様なことが無くなるよう、精神状態が維持出来るようになればと願って止みません。

 

年齢も近くて、あんな女性になれたら良いなぁと思わせてくれた女優さん。

代表作の『ストロベリーナイト』が大好きでした。

ご冥福をお祈りします。

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