煽る人の話。
【煽る】
1.
(うちわなどで)風を起こして火の勢いを強める。
2.
風が物をばたつかせる。
ひるがえす。
また、そのように動かす。
「足を―・って泳ぐ」
3.
そそのかす。
煽動(せんどう)する。
おだてる。
「不安感を―」
4.
取引
自分の思惑(おもわく)どおりにしようと、むやみに売買して相場を狂わす。
5.
物事に勢いをつける。
「彼が仕事を―ので忙しい」
6.
あぶみで、障泥(あおり)を打って馬を急がす。
『煽る』という言葉一つでも、こんなに意味があるんですね。
知らなかったです。
職場の話
最近、休憩時間について後輩と院長が揉めたらしく、言った言わないの末に「要望書を出せ」と院長に言われて後輩がせっせと要望書なるものを書いていました。
要約すると、休憩時間中のある仕事のせいで休憩時間が短くなるのを改善して欲しいという話なのですが、これでもマシになったのです。
その仕事をする時間も短縮された上に、その分だけ少しお金を貰えるように。
職場側もかなり譲歩してくれたと思います。
そこから、更に時間を短縮しろという要望を後輩は突き付けたようなのです。
そして、何より驚くのが、揉めた後輩はその仕事に関与していないということ。
ぶっちゃけ、関係の無い人なのです。
時間に追われているのは、私も含めてその他のスタッフであって、当事者達は誰1人そんな事は言っていないという…
その後輩は、そういう事が多くて時々びっくりするようなことがあります。
人を煽ったり、掻き回したりする感じ。
年々、本人自体も拗らせているような感じもするので、付き合いに注意しないといけないなと最近思っています。
保育園の話
妹の子供が私の子供達と同じ園に通っています。
夏休み終わり早々に担任の先生が代わって、その先生に早速怒られたとのことでした。
同じ事で怒られるであろう数人の園児が集められていてお迎えに来た妹に対して、担任の先生にこう言われたとのことでした。
『息子くんは、全然こちらの言うことは聞かないし、集団生活が全く出来ません!』
この担任の先生は、長く園に勤めていらっしゃって、妹の一番上の子にも同じ様に言い放った事があったので、あの先生は厳しいよという話を聞いていました。
数年前には、長女の担任を持ってもらいました。
その時も、同じ様な事を言われたことを記憶しています。
『娘ちゃんは、こちらの言うことを聞いていないので、工作なども正しく指示が聞き取れなくて作業が遅れがちです。このままでは進級してから困りますよ。』
家でも話を聞かなくて叱ることはあったものの、他の先生からその様なことを言われたことが無かったのでショックでした。
ちょうど3歳児健診の時期だったので、その件について保健師さんに相談してみました。
年齢的には問題の無いことだと思います。
保育士さん、なかなか厳しいですね。
と返ってきました。
その先生は、結構子供をひいき目で見ているように感じることも多々あるので、先生からの注意はきちんと受け止めて、気にし過ぎないようにしようと思いました。
周りからも『療育に行って発達について調べて貰って下さい』と言われたとか色々話を聞きました。
園児や保護者によって態度を変えるように感じる事はさておき、何でこの先生に違和感を覚えたり、信頼することが難しいのかなと考えていたのですが、その答えは最近分かりました。
今年、長女を受け持ってくれている年配の先生や他の長く勤めている先生は、きちんとフォローしてくれるから信用出来るのだなぁと。
うちの子供のこういうところは、あまり良くない。
だから、園ではこのように指導していきます、だとか、お家ではこう接してみたらどうでしょう?とかそういった話が、例の先生からは聞いたことが無いのです。
『ここが悪い』という問題提起だけ。
先生としては、家庭での教育などが悪いとかそういったことをおっしゃりたいのかもしれません。
ですが、殆どの保護者の人が子育てのプロでは無いし、私の場合は指摘されてフリーズしてしまいました。
なので、悪いところだけ指摘されて突き放されたような感覚に陥るのかなぁと個人的には思いました。
保護者の不安感だけ煽るような感じ。
もう少し、何かフォローがあれば私を含めて他の保護者の感じ方も変わるのかなぁとも思いました。
先生が、見当違いなことを仰っている訳では無いのは勿論分かっていますが、妹からの話を聞いたら『またそんな言い方〜』とは思いましたね。
この先生と長女は今後そこまで深く関わることは無いのかもしれませんが、まだ次女はその可能性があります。
正直、担任が外れてくれないかなぁとは思っています。
まとめ
私も、人に指導をすることが多々あるので不安感だけを煽らないように気をつけようと思いました。
そういう風に煽ってやる気にさせるという方法もあるので、時と場合によりますが。
煽りに乗らないように冷静でいたいですね。