彼女の中の儀式。
長女の話です。
トラブルは重なる
先日、保育園に子供達をお迎えに行った時のこと。
長女が私にこう言いました。
『ママー、装置壊れたー』
長女の言う『装置』とは、歯科矯正治療の為に口の中に付けてある装置の一部のワイヤーのことでした。
『反対咬合の娘 5』
矯正科のスタッフからも指摘されていたのですが、そのワイヤーは乳犬歯近くにある為、タオルなどに引っかけて変形することがあると。
長女は帽子の紐が引っかかったようで、長女の言う通り変形していました。
トラブルがあれば連絡するよう、矯正科のスタッフに言われていたので、電話をしたら来院して欲しいとのこと。
1つ困ったことがありました。
この日は、次女が他の病院を受診をする必要があったからです。
『手足口病が静かに猛威を振るった話。』
手足口病が静かに猛威を振るった話。 - [きゅーぴーとは呼ばないで★★]
ちょうど発疹が広がってきて、再度かかりつけ医を受診する日だったのです。
初めての1人受診
それぞれの医療機関の診療時間を考えたところ、はしごするのは厳しいと思ったので、ある程度事情を話して、矯正科のスタッフに長女を1人で受診させて貰えないか聞いたところ、長女がオッケーなら大丈夫と。
自分の勤めているところの矯正科なので、私はそこまで心配はしていませんでした。
長女にも説明をして、1人で待合室で待って診療室へ入り、治療を受けれるか聞いてみたところ…
『私1人でも出来る!』と答えたので、先に矯正科へ長女を置いてきました。
次女の診察もすぐに終わり、長女を迎えに行き、上手に治療を受けられたことを長女と矯正科のスタッフから聞きました。
長女、物凄く成長したなぁと思いましたし、すごく彼女のことを褒めました。
早生まれではあるけれど、最近はそれを感じないくらいに頑張ってるなぁと改めて思いました。
『早生まれちゃん』
彼女の中の儀式
翌日、矯正科のドクターに急患で対応して貰ったことにお礼を述べたら、長女を褒めてくれた後にこう返ってきました。
『長女ちゃん、普段はもっと違う感じなんだよね』
矯正科の受診時は私が仕事中なので、旦那に連れて行って貰っています。
ドクターから聞いたのは、長女は毎回、なかなか診療室に入れないという話でした。
矯正科の診療室は、保護者の立ち入りを禁止していて、子供だけで入室するルール。
長女は名前を呼ばれると、一緒に中に入ろうと旦那にせがみ、診療室に入るまで時間がかなりかかるようなのです。
診療室に入ってからは普通に診察を受ける事が出来るんだけどね、と。
診療室になかなか入れないという話は、初耳でした。
普段、他の病院でもそんな事は無いし、矯正科での治療時にレントゲン撮影を普通にこなしているのを見ていたので、とても驚きました。
先日の1人受診時は、何事も全てスムーズだったので、出来るじゃん!と。
旦那と受診する時のみの儀式なのかもしれないねぇとドクターからは言われました。
旦那に聞いてみた
この日の夜に、旦那に普段の長女の矯正科受診の様子を聞いてみたところ、やはりスムーズには診療室へ入れないとのこと。
先日の1人受診のことを話し、この差は何だろうねえと言った私に旦那はこう言いました。
『診療室に親が入れるようにしたら良い話でしょ』と。
その答えを聞いて、私、無茶苦茶モヤモヤしました。
論点ズレてるやん…
解決策として『ルールを取り消せ』と提示してくれたのかもしれないけれど、『旦那抜き』なら出来る訳だし…
予想外の返事だったので、これ以上のやり取りをするのが疲れてその話はもうやめたのですが、今度また矯正科へ受診する際は、それとなーく長女にすぐに診療室に入れるように説得するようにしたいと思いました。