飲み物のpHとは?
蒸し暑くなってきて、指導する機会も増えてきました。
飲み物のpHについて。
最大の砦『エナメル質』
歯は、軟らかい組織を硬い組織がコーティングして成り立っていて、その一番外側の組織が『エナメル質』。
そこが突破されると、虫歯はすぐに拡がります。
虫歯になりやすい食べ物の話はよく聞きますが、飲み物の話ってあまり聞いたことが無い方は多いようです。
飲み物のpHについて
虫歯になるかならないかのキーポイントである『エナメル質』が溶け出すと言われているpHは5.5。
これを見てもらうと、普段口にする飲み物は、ほぼ酸性のものが多いのです。
pHが低いものを常々飲む方は、当然虫歯のリスクは高くなります。
どう付き合うのが良いのか?
一番良いのは飲まないことですね。
ただそれは流石に無理なので(笑)
①飲む回数を減らす
自宅では飲まずに外出時だけにする。
スポーツドリンクなどは、必要時だけ飲むようにする。
などの対策が考えられます。
②ダラダラ時間をかけて飲まない
口に入っている時間が長ければ長い程、虫歯のリスクは上がります。
③飲んだ後は水を飲むか、ゆすぐ
飲み物は、口の中に残ります。
口の中のpHはしばらく酸性に傾いたままですが、なるべく飲み物を残さないようにすることが大切です。
我が家は、ジュースはなるべく自宅には置かないようにしています。
麦茶で済ませることが多いです。
今年の夏も、虫歯ゼロで過ごせるように頑張ります!!