午前3時の無法地帯
ずっと気になっていた作品です。
午前3時の無法地帯
あらすじ
イラストレーターを夢見るももこが就職したのは超多忙なパチンコ専門のデザイン事務所!!
ヤクザまがいの営業や、夜中についつい脱いじゃうデザイナーなど、社員はちょっと…
いや、かなり個性的!!
徹夜続きで家にも帰れず、充満するタバコの煙のなか女子力は下がる一方…。
「あたし何でここにいるんだろう―?」話題沸騰のねむようこ人気作!!
この作品について
FEEL YOUNGにて連載されていました。
ねむようこさんが作者の漫画で、全3巻。
次回作として『午前3時の危険地帯』へと続きます。
全3巻を読んでの感想
色々な意味で、すごい会社での話でした。
本当にブラック企業。
弟が、パチンコ屋さんでのバイト経験があり、ハードそうだったのは今でも覚えています。
そして、その関連でもあるデザイン会社までハードなんだなと初めて知りました。
この作品で登場する、デザイン会社は家に帰れないのも当たり前…
知らなかったのですが、実写化もされてたんですね…
本田翼さんとオダギリジョーさん…
本田翼さんにあんまり良いイメージがない私…
すまん…
主人公の七瀬ももこを、あんまり私は好きにはなれなくて…
次回作の『午前3時の危険地帯』のたまこの方が好きかな笑
でもガムシャラに働く女の子は嫌いじゃないです。
過酷な環境かつ次々と人が辞めていく職場で、将来の夢や日頃の仕事のハードさに翻弄されながらも踏ん張るところは本当にカッコいい。
そんな中で、素敵な出会いがあって少しずつ生活に潤いが出てくるのも共感出来るかな。
恋愛関係は、様々なものが出てきます。
社会人ならではと言うか…
リアルな感じがしますね。
この作品に登場するメンバーは、引き続き次回作の『午前3時の危険地帯』や『午前3時の不協和音』にも登場します。
なので、この作品で自己紹介されている感じかな。
読み進める程、面白くなる作品だと思いました。
正直に言うと、『午前3時の危険地帯』の方が好きです笑
神様はじめました
大作ですね。
あらすじ
父親が家出し、住む家もなくした女子高生・桃園奈々生(ななみ)の前に現れた怪しい男。
「奈々生に家を譲ろう」という男の言葉を信じて彼の家を訪ねると、そこは廃神社!
怪しい男の正体は、土地神・ミカゲだった!!
奈々生は神社を譲られるかわりに、神様の仕事を任されてしまって!?
この作品について
鈴木ジュリエッタさんが作者の漫画。
『花とゆめ』(白泉社)にて2008年から2016年まで連載され、単行本は全25巻が刊行されています。
テレビアニメ化や、舞台公演化もされた作品です。
25巻まで読んでの感想
私はすごく好き。
日本版ファンタジーになるのかな?
神様やら日本古来の天狗などの妖怪など、色々と不思議なキャラクターが登場します。
それぞれのキャラクターにきちんと背景があり、読み進めていくと色々な話に発展していくので面白かったです。
主人公で土地神になれども、やはり人間の桃園奈々生。
奈々生に仕える神使となる元・妖狐の巴衛。
とても偉い立場の沼皇女(ぬまみこひめ)や、ある秘密を隠して芸能界デビューしてる鞍馬、奈々生に執着する瑞希など…
前半だけでも様々な人物が登場します。
ただ、妖の世界は人間界とは全く違うルールで動いており、無力な奈々生は時に命を狙われることもあります。
そんな時には知恵を使い、神使の巴衛にも助けてもらいつつ四苦八苦しながら、様々なトラブルを乗り越えていきます。
恵まれない家庭で育ってきていることも関係してか、逆境もプラスに変えて、前向きに奈々生は突き進んでいきます。
そして、恋愛模様も様々です。
人間×妖もそうですが、妖同士でも格差があってなかなか結ばれなかったり…
そして、人間と妖の恋は最もなるタブー。
寿命が短い人間は、恋愛感情を切り替えることは出来ますが、妖は寿命が長い為、恋愛感情はそう簡単には消せずに、何百年と引きずる妖もいるという設定でした。
神使という立場上、奈々生に尽くしまくる巴衛。
ツンデレなのに、いざという時には絶対に助けてくれて守ってくれてイケメンとか最強過ぎる巴衛に、めちゃくちゃキュンキュンしましたね笑
そして、その巴衛にも『ある恋愛感情』があったことが描かれていくようになってからは、ますます目が離せなくなります。
人間界を始め、沼やダム湖、海、天狗の住む里や、神様の国など…様々な場所で物語が進みます。
なので、25巻もの大作にはなりますがおススメです。
ここ最近読んだ中でのNo.1かもしれない。
現在、無料試し読みが数巻出ていますし、LINE漫画でも掲載されています。
ここに沢山色々書くより読んでもらった方が早いと思うのでぜひ!!
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今年、次女が3歳になるので日焼けする前に…と思い、七五三撮影をして来ました。
毎回違うスタジオでお願いしているので、今回はどうしようかと思っていたところ…
友達のInstagramで見かけた七五三のスタジオ写真がとても素敵だったので、同じスタジオでお願いしてきました。
予約〜撮影当日
数ヶ月前から予約が可能なのですが、激混みで午後の時間でしか予約が取れなかったです。
今度は、午前中に予約を取りたい!
『七五三撮影』のプランをお願いして、主役を次女にして、兄弟撮影もお願いしました。
サイズ的に問題が無ければ、長女も着物を着せてもらえるとのこと。
撮影当日に着物を合わせてサイズ感を確認して決めてもらっても大丈夫とのことなので、その通りにさせてもらうことにしました。
下着をキャミソールやタンクトップにしたくらいで、特別用意したものはなかったです。
いざスタジオへ!
長女もサイズ的に問題無かったので、まだ7歳ではないですが着物を着ることに。
子供達2人に着物を決めてもらい、ヘアメイクもしてもらいました。
ヘアメイクに興味津々の子供達は、テンションMAX!!
次女は髪が短いので、どんなアレンジになるんだろうと思いましたが、ふわふわに髪を巻いてもらい、外国の子供みたいになってましたー!!
髪が短くても可愛くしてもらえたことに感動。
そして、親子撮影はいかがですか?と提案して下さり、私のヘアアレンジまでしてもらえて、スタジオに合った衣装まで貸してもらえました!
家族写真も何枚か撮って貰えました!
年賀状に使おうと企んでいます。
着物から洋装に衣装を変えて、子供達は撮影してもらいました。
洋装も何パターンか衣装を用意して下さり、その中から姉妹が選んだ衣装に私も合わせた衣装を着ました。
下のは私がスマホで撮ったものですが、こういうカットも。
他にも何箇所か撮影するスポットや小道具などもあり、とても素敵に撮ってもらえました。
スタッフの方々の対応
このスタジオを絶賛していた友達が、スタッフさんの対応についても絶賛していて、本当にその通りでした。
うちの子供達は、かなりワンパクでスタッフさん達と打ち解けてからは、調子に乗り始めたのですが(本当にすみません)
すぐに上手に対応して下さり安心しました。
そして、友達からの紹介でスタジオを利用するということで、柔軟な対応をしてくれた友達とスタッフの方々に感謝します。
とても嬉しかったです。
私もこのスタジオをとても気に入ったので、宣伝したいと思います笑
私達家族は、写真集などを作ってもらうコースにしました。
スタッフさんが写真を選んで下さり(写真の種類の比率は私達が決めた)バランスなどを見て作ってくださるそうなのでとても楽しみです。(郵送されます)
これから、何らかの写真撮影を考えている方がいたらぜひ。
スタジオのInstagramもあるので、覗いてみて下さい。
『Photo maison toctoc』
フォトメゾン toctoc|愛知・名古屋の写真館|おしゃれな七五三、お宮参り、マタニティ撮影のトックトック
#photomaisontoctoc
@photomaisontoctoc
ボンクラボンボンハウス
LINEマンガで読んで続きが気になったのでレンタルしてきました。
ボンクラボンボンハウス
あらすじ
ニート、家を作る!
ボンクラ娘のDIYライフと恋。
親に黙って大学を中退し、地元に帰ってきたカズキ。
激怒する親から残りの学費200万円をもらい、祖母が遺した美容室を改装して住むことにした。
しかし、無敵に思えた軍資金200万円も、家を理想通りにリノベーションするには全っ然足りない!!!!!
開業場所を探していた美容師・聖大(しょうだい)に一部を貸し、家賃収入を得ることになったが、それでも工事は必須…。
そこで、元リフォーム屋の栄吉(えいきち)に力を借りつつ、文字通り「自分の手で」壁を壊し、天井をはがして家を改装するカズキのガチンコDIYライフが始まった…!
一生ゴロゴロしているために。
作ります!
私による、私のための、私の家を!
この作品について
2018年までフィールヤングにて連載されていたねむようこさんが作者の漫画です。
4巻で完結します。
この作品を読んだ感想
主人公の一樹は甘ちゃんな感じで、いけすかないなーというのが第一印象でした。
ただ、世間知らずなクセに行動力だけはしっかりあって、一歩一歩前に踏み出していきます。
末っ子ということもあるのか、色々甘やかされながら育ってはいますが、家族にとても恵まれている一樹。
ひょんなところから出逢った、栄吉と聖大(しょうだい)と共にある物件をリノベーションしながら、経済的にも精神的にも『自立する』ということを、一樹なりに受け止めて自分の在り方などを考えていきます。
栄吉と聖大の過去もそれぞれ明らかになっていき、恋愛模様もぐちゃぐちゃしながら、一樹と出会うことで2人ともが成長していく物語です。
リノベも含めて、建築に対して全く知識が無いので知らないことばかりでした。
建物が出来る過程は、すごくたくさんの工程があるのですね。
夢を目指す聖大に褒められて、迷いながらも自分の道を突き進む一樹と、そんな一樹に触発される栄吉。
私は上手いこといきましたが、未成年のうちからほぼ未来を見据えた選択肢(進学なり就職なり)を決めるのは難しいですよね。
何か違う!と思った時に、どの地点なら修正が効くのかなぁとは正直考えます。
それはある意味、やる気とお金さえあれば普通に可能なのかなと思ったりはしますが、なかなか難しい場合の方が多いですよね。
恋愛に関しては自分迷子になりがちな面々。
惚れっぽい一樹、奥手な栄吉、フリーダムな聖大…
私はやっぱり栄吉が良いですねー(聞かれてない)
不器用ながらも一生懸命なところが可愛い。
外見も普通に好き笑
白黒の右側は聖大です。
普通にイケメン。
結局は落ち着くところに落ち着いたなという感じになりましたね。
良かった良かった。
ほぼ同年代の若者達が、それぞれ違う未来に向かって成長していく物語です。
最初はどうなることかと思いましたが可愛いお話でした。
読みやすい長さでもあるし、恋愛ばかりでもないから比較的どんな層でも読みやすいと思いますのでおススメです。
映画『ゴジラ キングオブモンスターズ』
劇場で初めて『ゴジラ』シリーズを観ました。
映画『ゴジラ キングオブモンスターズ』
あらすじ
ゴジラとムートーの戦いから5年後。
巨大怪獣の存在が公になり、それまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」は政府や世論から怪獣への対応と被害の責任について追及を受け、解体の危機に晒されていた。
同じ頃、中国・雲南省にあるモナーク基地では、モナークの科学者エマ・ラッセル博士と娘のマディソンらが孵化したモスラの幼虫との交信を試みていた。
しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。
事態を把握したモナークの科学者・芹沢猪四郎博士は、元モナークのメンバーでエマの夫マークに協力を要請し、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなる。
オルカの音波を追跡した結果、アラン達がモナークの南極基地へ向かっていることが判明し、マーク達も南極へと向かう。
南極基地を占拠したアラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることだった。
到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
だが氷塊に仕掛けられた爆弾が爆発し、基地は崩壊してしまう。アランはエマとマディソンを連れて逃亡、マーク達も間一髪基地の崩壊から免れるも、それにより眠っていたモンスターゼロが目覚めてしまう。
しかし、そこへモンスターゼロの復活を察知したゴジラが出現し、ここに怪獣たちによる世界の命運を掛けた戦いが始まった。
この作品について
日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014)のシリーズ第2作。
前作から5年後の世界を舞台に、「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を手がけたほか自らメガホンもとった。
モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。
また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。
前作から引き続き、芹沢猪四郎博士役を演じた渡辺謙が出演するほか、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンらが共演。
ゴジラとは?
ゴジラは、日本で生まれた怪獣映画。
しかも歴史が物凄く古い。
1954年に初めてゴジラは登場します。
その当時の歴史背景から、核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となっているそうです。
ゴジラがそんな風に誕生していたことも、今回ゴジラを調べてみて初めて知りました。
その後も、製作中止などを繰り返し、ハリウッド版が製作されたりしながらもゴジラの続編は続いていきます。
作品ごとに『正義のヒーロー』であったり、『恐怖の怪獣』であったり、立場が変わるのも特徴的だと思いました。
『シン・ゴジラ』は『恐怖の怪獣』的立場の作品でしたね。
従来の日本国内で制作されたシリーズ作品は世界観をリセットしても1954年の第1作でゴジラが日本に上陸した設定は踏襲され、作品内で日本国民にゴジラの存在が認知されていました。
ですが、「シン・ゴジラ」は第1作を含む過去のどの作品とも繋がっていない独立した世界観となっており、劇中世界では「怪獣」という概念や文言が存在せず、日本国政府が初めて「巨大不明生物」出現に直面するという設定になっています。
形態も次々と変化するので、恐怖そのものでした。
テンポも速くて面白い映画でした。
劇場で今作を観ようとしたきっかけ
これです。
『ゴジラ キングオブモンスターズ』の日本語吹替版の主題歌を、大好きな[ALEXANDROS]が担当することに決まったというニュースを見ました。
『Pray』
[ALEXANDROS] - Pray (MV) - YouTube
[ALEXANDROS]の楽曲を製作しているフロントマンでボーカルの川上洋平さんは、大のゴジラ好き。
こちらは、川上洋平さんのコメントを一部抜粋したものです。
『東宝さんからご連絡があったと聞いた時
「ヤバイ、昔勝手にゴジラの曲を作ったのがバレた!」とお叱りのご連絡かと思いましたが、違いました。
というわけで、この度『GODZILLA ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の日本版主題歌を担当させていただきました。身に余る光栄です。
冒頭にあるように本当にゴジラが好き過ぎて頼まれてもないのに主題歌を作って東宝さんに送るという暴挙をはたらいたこともありました(“kaiju”という曲です)。
いつの日か何でもいいからゴジラの映画の作品に関わりたいと思っていたのでとても嬉しく思います。』
日本の有名なアーティストが、頼まれてもいないのに勝手に主題歌を作って制作会社に送るとかどれどけ好きなんだよと思いますよね。
勝手に作ったという主題歌はこちら。
私はこの曲も好きです。
『kaiju』
[Alexandros] - Kaiju (MV) - YouTube
そんな念願叶って、今作に関わることが出来た[ALEXANDROS]。
これがきっかけで、ゴジラを観ようと思ったのです。
この作品を観た感想
私、洋画は字幕版で観たい派…
そして、観られる時間の上映が字幕回だったので字幕版で観てきました…
当然ながら[ALEXANDROS]のPrayは流れなかったです。
今まで、何となく名前を聞いたことがあるなーという怪獣達も出てきました。
モスラって、そういう怪獣なんだ?と初めて知りました。
大迫力だったので、映画館で観たのは大正解でしたね。
私のように、ほぼゴジラ作品は初見という人もきちんと観られる映画でした。
ゴジラを含めた怪獣達のこともまだ研究段階だったので、それらについての考察だったりを話し合ったりする場面も多く、初心者の私にも分かりやすかったです。
怪獣誕生にあたって、自然や神話なども織り交ぜられてストーリーが作られていたので、面白かったです。
こういう怪獣達が、実際に地球上にいてもおかしくないのかもと。
実際に今作では、既に人類がゴジラや巨大怪獣について認識どころか襲撃を受けていることもあり、ストーリーは生々しかったですね。
人間物語としては、怪獣復活のきっかけを作る母娘の物語は悲しく、母親はしっかりしないといけないなと改めて思いましたね。
そして、頭が良すぎる人は常人が予想だにしない発想や理想を持っている場合があって、それが狂気じみていると物凄く脅威になるなと改めて思いました。
前作のハリウッド版に、渡辺謙さんが出ているということも知らなくて、物凄く良い役でしたね。
そして、物語の中で物凄く重大な役を担っていました。
渡辺謙さんの劇中で持っていた小物は、前作と関係のあるものなどもあり、きちんと物語が受け継がれているのだなとネットニュースを見て知りました。
私がゴジラシリーズを『シン・ゴジラ』しか観たことがないので、つい比較してしまうのですが…
『シン・ゴジラ』では、ゴジラと対峙する際に現場に赴く人間達は『防護服』などを着て対策しているのを観ていました。
ですが今作は、怪獣達に偶然出くわすという場面が多かったせいもあってか、割と身軽な装備(下手したら私服に丸腰)で怪獣達に近い距離で人間達がいるなという印象がありました。
しかも怪獣同士の激闘の最中にです。
体、大丈夫なのかな?とか(嫌な意見かな、これ)
そこが少し気になりました。
恐怖感も『シン・ゴジラ』の方が深刻に感じました。
怪獣を調査する『モナーク』という機関があって、怪獣達と交信を試みるという段階まで来ている今作と、『ゴジラ』を未知の生物として対応する『シン・ゴジラ』。
得体の知れないものへの恐怖感や、ゴジラの目的などが分からなくて、不気味さなどが『シン・ゴジラ』の方には強く感じました。
今作は、割と怪獣達が身近な存在なんだという友好的な作品だったのではないかと。
[ALEXANDROS]のPrayを劇場で聴くことは出来なかったけれど(最初の目的が無くなってきてる)
見応え充分な映画でした。
同じ母親として、研究者のエマにはあまり同感出来くてイライラもしました。
母親というよりは、娘を大事に想うと言いながら娘を放ったらかして研究者としての理想を追求していく感じが怖かったです。
娘のマディソンが、いつかエマのことを赦せると良いなぁとは思いましたが。
久々に洋画を観ましたが、洋画はやはり大規模だとハリウッド!って感じがして良かったです。(語彙力の無さ)
1122 5
新巻出ましたね。
『1122』 5巻
あらすじ
妻・相原一子。
夫・相原二也。
結婚7年目の仲良し夫婦。
子供なし。
そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。
おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。
美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。
前巻(4巻)を読んだ感想
『1122』 4巻
5巻を読んだ感想
物語が動きまくった前巻。
今巻はどうなるのだろうと、続巻を楽しみにしていました。
私があれだけ勝手に肩入れしていた美月夫婦に良い兆しが出てきて少し嬉しい。
『子供がいるから』ということも大きいのか、『家族』として今後も歩んでいかなきゃという意識があるのか、美月なりに史郎なりに前向きに未来に向かっていく感じが好印象でした。
少し遠回りしたけれど、本当に良い夫婦になれたら良いなぁ…
美月も確かに悪いし許されることをした訳ではないけれど、美月とおとやの温度差を考えると、やはり美月は幸せになって欲しい。
そして、問題は相原夫妻ですよね。
以前からですが、私はいちこの考え方が苦手で。
ものすごーく自分本位に感じてしまう。
それが露呈した巻だと思いました。
不倫と風俗。
夫婦が承諾していれば、公認不倫として相手と心を通わせていれば、不貞は許されるのか?
相手がプロだから、風俗は不貞には当たらないのか?
夫側がするのか、妻側がするのか。
男は種を残す為の本能、女は本気だとか聞きますよね。
それぞれの性別で『不貞』への捉え方が違ってくることがよく分かりました。
よく、女の不倫はダメ!と実母がよく言ってたことを思い出します。
美月を見ていても、女側の本気感とかリスクとかを考えると、やはり女側の不倫の方が深刻に考えられるべきなのかなと。
公認不倫と風俗、どちらがタチが悪いのか分からなくなってくるくらいカオスな巻でした。
またもや、すごーく気になるところで終わったので、続きが待ち遠しいです。
琉球のユウナ
絵が綺麗だなぁと気になっていました。
琉球のユウナ
響ワタル
あらすじ
──後に黄金時代と呼ばれる時代。
山原に棲むユウナは、化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。
そんなある日、ユウナが持つ神力の噂を聞きつけ、時の王様・尚真王がお忍びでやってきて…!?
ユウナと王様、ひとりぼっち同士が出会って運命が動き出す、琉球ロマンファンタジー!
この作品について
現在3巻まで出ています。
月刊LaLaで連載中の響ワタルさんの作品です。
3巻までを読んだ感想
冒頭でも書きましたが、絵が綺麗。
琉球をテーマにした作品を読むのは、私は初めてです。
なので、沖縄を象徴するものが数多く出てきます。
ですが、私自身は沖縄にも行ったことが無く、聞き慣れない単語も数多く出てくるので、私には、読み進めるのが少し大変かなとは思いました。
だけど、ちゃんと少女漫画ですね。
主人公のユウナは幼いけど可愛いし、真加戸様はチャラそうだけど流石は王様で随所で格好良い。
ただ、二人とも他者には理解されづらい孤独を背負っていて、そこは闇が深そうな感じがします。
お互いを大切な存在だと認識しつつある2人ですが、周りでは王国の後継問題や、不思議な力や魅力を持つユウナを巡って色々なトラブルが起きます。
それをどう解決していくのか…
琉球の歴史を組み込みながら、今後はストーリーが進んでいくようです。
女の子側が普通の人間で、男の子側が人間じゃなかったり偉い立場だったりという話はよくありますが(今回、男の子側は偉い立場)
女の子側に不思議な力があって、男の子を守る立場という話。
個人的には逆の立場の話の方が好きなんですけど、琉球をテーマにしたお話でもあり、他の漫画とも少し違うので、次巻が出たら早く読みたいですね。